スポンサードリンク

ビタミンB12の働きと欠乏症

ビタミンB12はコバラミンのことです。ビタミンB12は、葉酸と働きあって、赤血球の生成や神経細胞の修復にかかわっています。

ビタミンB12が不足すると、だるさやめまい、動悸、手足のしびれといった症状が起こり、悪性貧血になる恐れがあります。ビタミンB12が不足して赤血球の形成・再生に支障をきたすと、巨赤芽球性貧血(悪性貧血。赤血球中に含まれるヘモグロビンが増えて赤芽球が大きくなり、通常より赤血球の寿命が短くなるために貧血傾向になる)を引きおこします。ビタミンB12不足の悪性貧血の症状は、頭痛、めまい、吐き気、動悸、息切れ、食欲不振などです。

また、ビタミンB12が不足することで、末梢神経の修復作用が低下するため、肩こり、腰痛、しびれや神経痛、目の疲れなどの末梢神経障害をおこしやすくなります。


ビタミンB12の吸収には、胃から分泌される内因子と呼ばれる糖たんぱく物質が必要です。したがって、胃を切除したり、胃炎などによる粘膜異常が起きると、内因子が分泌されなくなり、ビタミンB12が腸で吸収されなくなってしまうので、ビタミンB12の欠乏状態になりやすくなります。


ビタミンB12は、よほどの偏食をしない限り不足しませんが、動物性食品(肉・魚・卵・牛乳など)に多く含まれるので、野菜を中心とした食生活の場合には、ビタミンB12不足の注意が必要な場合もあります。

2007.06.19.07:59 | Permalink | Track Backs (0) |